リウマチ外来

リウマチ(関節リウマチ)は本来なら病原菌などの外敵を攻撃するはずの免疫が暴走して自分自身の体を攻撃し(自己免疫)、主に手足の関節が腫れたり痛んだりする病気です。

進行すると骨や軟骨に小さな欠損部(骨びらん)ができたり、さらには関節の破壊や変形をきたしたりすることもあり、日常生活が少なからず制限されていきます。

次のような症状は、リウマチの初期症状の可能性があります

  • 朝起きたとき手や指が動かしにくい、こわばった感じがする
  • 手や指の関節に腫れや痛みがある
  • だるい、疲れやすい

リウマチの診断

リウマチは問診、血液検査、レントゲン検査などの結果から総合的に診断されます。

リウマチの治療

まずは十分な睡眠をとって疲労感やストレスの少ない生活を送り、免疫力を高めることが大切です。

タバコやお酒は控えましょう。

最近は効果がかなり期待できる治療薬がいろいろ開発され、単に痛みを抑えるだけでなく、病気の進行を食い止めて関節が破壊されるのを防ぎ、患者様の生活の質を高める治療が行えるようになってきました。

また、関節の運動性を改善させる目的でリハビリ治療を行うこともあります。薬やリハビリで十分な回復が得られない場合は、手術が行われます。